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Treatment

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お子さまの歯についてわからないこと、心配なことはありませんか?こちらでは、小児歯科・矯正歯科を専門におこなう歯医者として、小児矯正についてご案内します。中野駅より徒歩3分の通いやすい「まりこ小児歯科・矯正歯科」では、将来を見据えて、子どものお口の健康をサポートしておりますので、お子さまの歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。注意しなければならない噛み合わせ・歯並びのほか、ご来院の目安時期もご紹介します。

院長まりこ先生の小児矯正の考え

身体に不要なものはありません ~非抜歯での小児矯正~

身体に不要なものはありません ~非抜歯での小児矯正~

私は歯科医師として、「からだの中に無駄なものはない」と考えています。ですから、抜歯をできるだけ避ける「非抜歯」での矯正治療を基本としています。「あまり歯は抜きたくない」というのがほとんどのお母さまに共通する想いではないでしょうか?

7~17歳の成長期は、お口まわりも全身も成長します。そのため、歯並びや噛み合わせが悪く、しっかり噛めないと、一生を左右する全身のすこやかな成長を妨げてしまいかねません。それは全身の健康にも影響します。成長に大事な時期にしっかりと咀嚼(そしゃく)すること、歯を食いしばり力を出せるような状態にしてあげるために歯並びを整えることが大切なのです。その際に、あごの成長に合わせて歯科矯正治療ができれば、非抜歯での矯正が可能になりますので、幼いころからお口の状態を見させていただき、お口の状態や成長過程に合わせた治療開始時期をご提案したいと考えています。

先を見据えて計画します ~配慮した矯正スケジュール~

先を見据えて計画します ~配慮した矯正スケジュール~

お子さまの歯の並び方、お口の状態、そして成長過程は一人ひとり異なります。そのため、お子さまに合った矯正時期をご提示することが大切です。学業や習い事などで多忙なお子さま、そして親御さまにも配慮して矯正治療のスケジュールを組むことを大切にしています。

矯正治療を受けようとお考えの方は、「歯並びを自然に美しくしたい」との思いでご来院になりますが、「美しさを得る」ことだけが治療の目的ではありません。クリアな発音、正しく噛む(咀嚼)などの機能面の観点からもすこやかな噛み合わせが大切です。さらには、大切な成長期に歯並びや噛み合わせが悪いまま過ごしてしまうと、すこやかな成長だけでなく、全身のバランスや心身の発達にも悪影響を与えてしまうリスクが高まります。成長が止まる前に、矯正治療をおこない、すこやかな発達・成長を促したいと考えています。

全身の健康にもつながります ~口呼吸から鼻呼吸へ~

全身の健康にもつながります ~口呼吸から鼻呼吸へ~

口呼吸をしていると、口腔内が乾きやすく、さらにウィルスや細菌が入り込みやすくなるので、鼻炎にかかったり、風邪をひいたりしやすくなります。さらに、口呼吸のクセを直すと、鼻から効率よく酸素を取り込めるので、病気にかかりにくくなるだけでなく、集中力が高まるといわれています。それが学習面にもよい影響を与え、成績があがったことの一つの要因と考えられるケースもあるのです。

成長期の矯正歯科治療で歯並びや噛み合わせを整えると、それぞれの歯が形成する歯列のアーチが拡がり、左右や上下のバランスが整い、口腔内が広くなります。正しい位置に歯があり、舌が自由に動かせるので、空気をきちんと取り込むことができます。十分に空気を取り込むことは集中力の向上にもつながりますので、幼いころからお口まわりを整えておくことにはメリットが多くあります。

小児矯正のメリット

しっかりと噛むことで、すこやかな成長につながる

しっかりと噛むことで、すこやかな成長につながる

よく噛めると、食物の消化吸収を助け、栄養補給の効率があがります。ゆっくりよく噛んで食べることは、健康にとって大切で、さらには「食べる」という喜びを味わえます。よく噛むと、お口まわりの筋肉が刺激され、骨格の形成につながり、あごの成長を助けることもメリットです。咀嚼の刺激はお口まわりだけでなく脳への血流量の増加にもつながり、脳のすこやかな発育を促します。またお口まわりの筋肉も鍛えられ、表情も豊かになります。

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

歯並びが整っていると汚れがたまりにくく、自然なお口の自浄作用が機能します。また歯みがきの際にも歯ブラシがすみずみまで届きやすく、お口の中をきれいにしやすいのもメリットです。また、噛み合わせのバランスが整っていると、歯全体で噛む力を分散できます。反対にバランスが悪いと、過度に力がかかる部分ができて、その歯の寿命を縮めてしまいやすいので注意が必要です。

将来、見た目のコンプレックスで悩まなくてすむ

将来、見た目のコンプレックスで悩まなくてすむ

歯並びが悪いまま育ってしまうと、口元が目立ち、歯並びがコンプレックスになってしまう可能性があります。すると思春期はとくに、人前で話したり食べたり笑ったりするのをためらうようになり、自信を失い、消極的な性格になってしまう可能性が高まります。歯並びをきれいに整えておけば、口元のコンプレックスとは無縁の自信に満ちた生活を送れるようになるのではないでしょうか?

こんな歯並びは注意しましょう ~悪影響をおよぼす歯並び~

上顎前突
(出っ歯)
反対咬合
(受け口)
上下顎前突 交叉咬合
上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯)

「じょうがくぜんとつ」といいます。上の前歯が前方に傾いている場合と、上のあご全体が大きかったりずれたりしている場合、下のあごが小さい場合などさまざまな状態があります。3歳ころから治療可能です。

反対咬合(受け口)

反対咬合(受け口)

「はんたいこうごう」といいます。通常の噛み合わせは上の歯が下の歯の少し外側に被ります。反対咬合は下の歯が上の歯よりも外側にある状態です。3歳ころから治療可能です。

※3歳~治療開始可能

上下顎前突

上下顎前突

「じょうげがくぜんとつ」といいます。上下の前の歯が全体的に前に出ている状態です。横からの顔貌が特徴的で、前歯の破折や唇のケガをしやすい噛み合わせです。

交叉咬合

交叉咬合

「こうさこうごう」といいます。通常、少しだけ外側に位置する上の歯の列が、一部から交叉して下の歯の内側に入っている噛み合わせです。食べ物を細かく砕きにくく、つぶしにくいことがあり、顔貌がゆがみやすい歯並びです。

空隙歯列
(すきっ歯)
叢生(でこぼこ) 過蓋咬合 開咬
空隙歯列(すきっ歯)

空隙歯列(すきっ歯)

「くうげきしれつ」といい、歯と歯の間にすき間がある状態です。大きな前歯の真ん中にすき間があるときには「正中離開(せいちゅうりかい)」といい、食べ物が挟まりやすく、とても目立ちます。

叢生(でこぼこ)

叢生(でこぼこ)

「そうせい」といい、歯がきれいに並ばず、でこぼこに生えている状態で、八重歯も叢生の一種です。汚れがたまりやすいので、虫歯や歯周病のリスクが高いです。

過蓋咬合

過蓋咬合

「かがいこうごう」といい、上の歯が下の歯に深く被さっている状態です。歯や歯ぐき、あごに大きな負担がかかりやすく、とくに歯ぐきを傷つけやすいのが特徴です。汚れもたまりやすいので、虫歯や歯周病のリスクが高いです。

開咬

開咬

「かいこう」といいます。奥歯が噛み合っている状態で、前歯が空いていて噛み合わない歯並びです。食べ物を噛み切りにくく、奥歯に大きな負担がかかります。

ご来院の目安と治療開始年齢

【0歳~】歯が生え始めてきたら

【0歳~】歯が生え始めてきたら一度検診へ

遺伝によるお口の傾向やお子さまの癖による後天的な歯並びの悪化を防ぐために、歯が生え始めたら一度検診にいらしてください。今後の歯の健康についてアドバイスします。

【3~5歳】出っ歯や受け口の場合は治療開始

【3~5歳】出っ歯や受け口の場合は治療開始

出っ歯や受け口の場合は、この時期に治療を開始します。1年から1年半くらいの短い期間の治療です。生活習慣や癖の改善で歯並びが整うことがありますので、知識を身につけておくという意味でも一度お話を聞きにいらしてください。必要に応じて、矯正器具を使います。

【7~11歳】歯の生え替わりの時期

【7~11歳】歯の生え替わりの時期

大人の歯へ生え替わりの時期に、あごのバランスを整え成長を促します。また歯がきれいに並ぶスペースを得るために、あごを拡げる治療をおこないます。期間はだいたい1~2年です。その次に、ワイヤーを用いた矯正をおこない、歯並びを整えます。その期間は約1~2年です。この成長期にあごの骨を拡げられると、非抜歯での矯正につなげられます。

【~17歳くらい】成長期

【~17歳くらい】成長期

目立ちにくい透明なブラケットやワイヤー、または透明なマウスピースを使って矯正をおこないます。歯並びがかなり乱れている叢生の場合は、このタイミングからの治療開始では非抜歯での矯正は難しいので、なるべく早い時期のご来院をおすすめします。

料金表

相談料 0円
検査代 35,000円
0期 185,000円
Ⅰ期 495,000円
Ⅱ期 407,000~517,000円(※部分矯正の際は応相談)
調整料 5,500円(※1ヶ月~3ヵ月に1回)

検査診断後、矯正治療をご案内いたします。お子様の歯並びの状態により表示価格と異なる場合がございます。
治療内容、治療費に関しては、治療前にしっかりとご説明いたしますので、ご安心ください。